アメリカの夏休みは3か月近くもあり、かなり長いため、子持ちの親にとっては試練の季節となります。
日本に一時帰国せず、アメリカで夏を過ごす方は、サマースクール(Summer School)やサマーキャンプ(Summer Camp)を検討されている方もいらっしゃると思います。が、
- みんなどういうところに入れるの?
- 高すぎる…安くていい場所ってある?
- そもそもサマーキャンプって何?
- サマーキャンプにいれずに過ごすとどんな感じになる?
- サマーキャンプって絶対に入れなきゃダメ?
と疑問だらけの方も多いはず(私も最初そうでした)。
本記事では、アメリカのヒューストン駐在妻が、
- 我が家
- 他の日本人駐在家族
- アメリカの一般家庭
- 日本以外の国からアメリカに来た家族
に聞き、またネットでも調べまくった結果、サマーキャンプについての考え方や、お得・おすすめのサマースクール・サマーキャンプを大公開します!ぜひ参考にしてくださいね。
サマースクール・サマーキャンプとは?
アメリカのサマースクールとは?

アメリカのサマースクールとは、学校の無い夏休み期間中に提供される短期プログラムのことです。
主に5月下旬から8月上旬(州・ISDで異なる)にかけて開催され、学校や地域団体、私立団体、大学などが主催します。
アメリカのサマーキャンプとは?サマースクールとの違いは?
「サマーキャンプ」とは、夏休み期間中に実施される体験型の課外活動プログラムのことを指します。
サマースクールとの違いは、サマーキャンプは「学習」よりも「体験・活動・交流」重視なの点です。
また、プログラムの期間は1日〜数週間、泊まり込み(overnight)か日帰り(day camp)がある点も、日帰りのサマースクールとの大きな違いです。
とはいえ、アメリカの夏休み中に子供をどこかに預けるとう点では同じなので、日帰りならほぼ一緒と思ってもOK。最近では、混同してサマースクールをサマーキャンプと呼ぶこともあります。
サマーキャンプの種類
私立団体の開催が最も多いです。
例)
- 保育園
- 習い事の施設(水泳・バレエ・スポーツ・アート・楽器 等)
その他、学校等の公立団体や、教会等、地域性が高いコミュニティも開催しています。
例)
- 学校主催
- ESLプログラムの夏期講習
- YMCA
- 教会
- その他、地域コミュニティ
サマースクールに入れる理由・目的

①子供を1人で家に残せないから
アメリカでは、幼い子供を1人でお留守番させることができません。放置すると虐待とみなされ通報されます。
そのため、夏休み中に両親が仕事で不在となる場合、少なくとも小学校低学年まではどこかしらに預ける必要があります。(※州によって留守番で可能な年齢は異なる)
アメリカでは両親共働きが基本(じゃないと生活できない…)なので、必然的にサマースクールに入れることになります。
②子供の得意を見つけて伸ばすため
また、長い休み期間中に、子供の興味・関心がある分野を伸ばしてあげることも目的となります。
色々なサマースクールを経験して、子供が自分が好きな事、得意な事を見つけたり、いろいろ経験して視野を広げる点において、サマースクールはうってつけです。
③家にいてもだらけてしまうから。
お留守番できる年齢になっても、家にずっといるとゲーム・TV・タブレット・漫画ばかりでダラダラしてしまうもの。
アメリカの学校は、日本と違って、夏休みの宿題が出ないことが多いです。
そのため、やることがなくて子供が手持ち無沙汰になってしまいます。
時間も余っていてもったいないので、子供に何かやらせよう、外で時間をつぶしてきてもらおう、という消極的な理由でサマーキャンプに入れる人も。
配偶者が働いていない、駐在家族に多いです。我が家も表向きは②という理由にしつつ、実は③の理由がメインです。
サマースクールの対象年齢|幼児~小学生が多め
私の周りでは、日本人のご家庭は、駐在・永住を問わず、中学生以上は、「毎日サマースクール」という人はほぼいません。
たまに単発で「バスケキャンプ」等、興味のある「習い事感覚」で行く程度です。
「夏の経験が、子供の将来に多いな意味を持つ」と建前はあれど、本音としてやはり超高額なサマースクールは「毎日通わせる」にはしんどいもの。
中学生以上は「子供を1人で家に残しておけない」という制限がなくなるため、費用が高額なサマースクールに就労時間中ずっとあずける、というのは、長くとも小学生までで終わらせる家庭が多いようです。
ちなみに、保育園のサマースクールは12歳までとなっているところも多く、総合的にも、小学生以下の預かり目的のサマーキャンプが多い印象です。
あとは、ガールスカウトやボランティアに行く人も。大学に行く際の地域貢献の分野の加点になります。
中学生以降は勉強に移行
(※1)Katyの高校に通う子がいるママ友情報のため、アメリカ全土ではないかもしれません。詳細は学校へご確認ください。
【費用】アメリカのサマースクール・サマーキャンプはいくらかかる?

平均でも月10~20万円!?
費用は、住む地域や預かり時間によって大きく異なりますが、高いと1週間で500ドル(7万5千円)近くかかる高額なサマースクールもあります。
毎日丸一日預けるなら、子供1人当たり日本円で月10~20万円(平均)は少なくとも見ておく必要がありますが、どのキャンプを選ぶかで、かなり金額は変わってきます。
預ける時間の調整で、節約可能
サマースクール・サマーキャンプは、
- 半日(午前or午後)
- 9時~15時頃まで
- 朝7時~18時
と、預かり時間が選べるところが多いです。基本9時~15時頃で、延長保育として追加費用で早朝~夕方まで預かってくれるというところも。
もちろん、長時間預かってくれる方が高くなる傾向にあります。
ランチ代金が含まれていないキャンプもあるので、注意が必要です。保育園系は、含まれているところが多いですが、別途費用が掛かる園もあります。(※個別に要確認です)
ヒューストンの場合の平均的な金額
ヒューストンでは、平均的に下記金額が目安となります。
- 半日:週200ドル、教会系は150ドル以下
- 1日:300~500ドル
無料あり!安さを求めるなら、学校系・教会系・YMCA
ESL夏期講習(無料)
学校、特にESLに通うお子さんへは、無料の夏期講習がある場合があります。
KatyISDでは、1か月だけですが、無料でESL夏期講習がありました。
複数の学校の生徒が1か所に集められるため、普段とは異なる学校に行く必要がありますが、
- 授業料無料
- 送迎のスクールバス付(無料)
- ランチ付き(無料)
なので、かなりありがたいです。ほぼ全員が利用しています。
教会系(週100~150ドル程度)
場所によって、半日・1日のプログラムがあります。人気なので早めに埋まるところが多いです。100~150ドルのところが多いです。
Katy地区にあるKingsland教会では、1週間のみ、無料で午前中預かってくれるサマースクールがありました。
2025年は6月16日(月)から6月20日(金)まで。Kindergartenから小学校5年生まで対象です。「Click here: Kinder-5th Grade Registration」から登録が必要です。
Kingsland教会はESLも充実しています。詳しくはこちら↓

人気のYMCA(保育園並みの預かり時間で週200ドル程度)

YMCAに、ヒューストンで5歳児を7:00 AM – 6:30 PMまで預ける場合の金額は、$225.00でした。(2025年度調べ)
他と比べるとかなり安いですね。(それでも高いですけどね。)
YMCAは安くて長時間預かってくれ、フィールドトリップやバスケ、水泳などができるのば魅力です。同じ学校のお友達も多く通うはず。
デメリットとしては、
- 人数が多いので、先生の目が行き届かないことも
- 比較的所得が低い家庭もいくため、トラブルが一般の保育園より多い
- スポーツのコーチはボランティアや父兄等でプロコーチではない
とのこと。通っていたお友達家族のお子さんは、他の生徒からアジア人差別をされたといっていました。悪く言うとそういうことをするレベルの方も利用されるということ。
一方で、一般的に費用の高いサマーキャンプは、高給取り・学力の高い子供が集まる傾向があるため、差別・いじめ等のトラブルはほとんどありません。
どちらも100%ではないので、あまりビビる必要貼りませんが、一般論として知っておくと良い、程度でとどめておくと良いでしょう。
人気&おすすめのサマースクール|年齢別

幼児・幼稚園児向け(Preschool~Kindergarten)
- 言語習得を自然に促すプレイベースのプログラム
- アート、音楽、体を動かす遊びを通じて英語に親しむカリキュラム
- 保護者同伴や半日プログラムが中心、安全面にも配慮
を意識して選ぶ方が多いようです。私の周りでは
- 保育園系
- 体操(2時間~半日)
- YMCA(5歳~。終日)
- アート(半日~1日)
が多いです。Kindergartenで英語も堪能なお子様は、下記小学生向けプログラムでも良さそうです。
小学生向け(Grade 1~5)
- STEAM(科学・技術・工学・芸術・数学)を楽しむ体験型クラス
- 公立学区主催の補習・リーディング強化プログラム
- 水泳、ダンス、スポーツなどのアクティビティ重視コース
を意識して選ぶ方が多いようです。私の周りでは、
- 保育園系(終日)
- YMCA(終日)
- プログラミング(半日)
- STEM(半日)
- 水泳(半日)
- 体操(半日)
- バスケ・サッカー(半日)
- アート(半日~1日)
- アイススケート(半日~3時まで)
- 博物館キャンプ(3時まで)
という方がいらっしゃいました。
中学生向け(Grade 6~8)

- 英語力を支援するESL補習プログラム(Reading/Writing中心)
- グループプロジェクトやリーダーシップ育成型のプログラム
- 放課後活動(クラブ)を模した選択制アクティビティも充実
を意識して選ぶ方が多いようです。私の周りでは、
- リーダシッププログラム
- バスケ
- 水泳
- テニス
- サッカー
- アメリカンフットボール
- ゴルフ
- お泊りキャンプ
という方がいらっしゃいました。
日本人駐在者場合、帰国後の中高一貫校の編入試験(帰国子女枠)に向けて駿台等の日系の予備校に通う方も多いです。
周りからは有利と思われがちな帰国子女受験は、実はかなり狭き門。対策は必須のようです。
高校生向け(Grade 9~12)
高校生では、サマースクールにいく方は少ないですが、単発キャンプで
- SAT対策やエッセイ指導付きアカデミック強化コース
- ボランティア・インターンシップ体験を含む社会参加型プログラム
- 大学のキャンパスで実施されるプレカレッジ(Pre-College)プログラム
- 海外の進学を視野に入れた探究型リサーチ・プロジェクト型学習
というように、かなり大学入試を意識している内容になりました。
日本人駐在者場合、帰国後の高校編入試験・大学入試(帰国子女枠)に向けた予備校の勉強も。夏休みはとても大事な時期になります。
アメリカの大学を目指す方は、大学の単位を頑張って高校生のうちに取る人もいます。
一方で免許を取って自分の運転で遊びまくる地元学生も…。笑
ちなみに、大人も子供も、アメリカで免許を取る場合は、下記記事をぜひ参考にしてください。

ヒューストンにいるならぜひ試したいサマーキャンプ

ヒューストン在住者の方は、ロデオのあるヒューストンらしい乗馬キャンプや、宇宙センターのNASAキャンプも面白いと思います。
特にNASAキャンプはかなり貴重な体験ができるので、おすすめです。
NASAキャンプ:4~11歳向けキャンプ
4~11歳の子供向けの1日または複数日のSTEMが学べます。もちろん宇宙に関しても学べて、宇宙探査を身近に感じることができます。
HPによると「宇宙居住施設の設計、ロケットの打ち上げ、そして現実世界のエンジニアリング問題の解決など、毎日を通して創造性と批判的思考力が育まれます。」とのこと。
HP:4~11歳向けキャンプ
NASAキャンプ:11~18歳向けキャンプ
年長者向けには、NASAの実際のミッションを題材にした、複数日間にわたる実践的なSTEMサマーキャンププログラムがあります。
3日間439ドル、5日間なら700ドル超えとかなり高額ですが、せっかくNASAのあるヒューストンにいるなら、一度は試してみたいキャンプです。
HP:11~18歳向けキャンプ
Katy地区周辺のサマーキャンプ
STEM・アート・科学系キャンプ
1. Funtastik Labs STEM + Arts Camps
- 対象年齢:5~10歳
- 費用:週あたり$209~(半日)、フルデイも可
- 内容:スライム作り、化学実験、LEGOロボティクス、絵画、陶芸など
- 時間:午前(9:00–12:00)、午後(12:30–15:30)、またはフルデイ(9:00–15:30)
- 公式サイト:Funtastik LabsCommunity ImpactFuntastik Labs
2. Snapology of Katy South
- 対象年齢:主に5~12歳
- 内容:LEGOを使ったSTEM/STEAM体験、ロボティクス、アートなど
- 公式サイト:Snapology
スポーツ・アウトドア系キャンプ

3. Pure Soccer Summer Skills Camp
- 対象年齢:6歳以上
- 費用:週あたり$295(通常)、$236(4日間週)、1日$80(空きがあれば)
- 時間:午前(8:00–12:00)、午後(13:00–17:00)
- 公式サイト:puresoccertx.compuresoccertx.com
4. City of Katy Parks & Recreation Camps
- 対象年齢:
- マルチスポーツ:4~6歳
- サッカー:7~12歳
- 費用:
- マルチスポーツ:$275(Tシャツ代込み)
- サッカー:$272(Tシャツ代込み)
- 時間:8:30–11:30
- 公式サイト:cityofkaty.comcityofkaty.com
特殊体験・アクティビティ系キャンプ
5. Momentum Climbing Gym Summer Camp
- 対象年齢:8~11歳(Base Camp)、12~18歳(Youth Club)
- 費用:半日(8:00–11:30または12:30–16:00)で$335
- 内容:クライミング技術の習得、体力向上、チームビルディング
- 公式サイト:momentumclimbing.commomentumclimbing.commomentumclimbing.com
学習・アカデミック系キャンプ
6. Camp Invention
- 対象年齢:幼稚園~6年生
- 費用:週あたり$285~$300
- 内容:STEM分野の創造的なプロジェクト、発明活動
- 開催場所:KatyおよびFulshearの複数の学校
- 公式サイト:Community ImpactHouston YMCA+4puresoccertx.com+4katymemorial.littlebeakers.com+4Community Impact
7. Benedictine Tutors Summer Camp
- 対象年齢:幼稚園~8年生
- 費用:週あたり$225~$295(兄弟割引あり)
- 内容:リーディング、ライティング、STEM活動の強化
- 公式サイト:Community Impactpuresoccertx.comCommunity Impact
宗教・信仰ベースのキャンプ
8.Kingsland Church(Vacation Bible School)
- 日程:2025年6月16日(月)~6月20日(金)
- 時間:午前8:45~午後12:15
- 対象年齢:現在幼稚園~5年生の子どもたち
- 費用:無料(教会のボランティアによる運営)
- 内容:聖書の物語を学びながら、音楽、ゲーム、クラフトなどのアクティビティを通じて信仰と友情を育むプログラムです。
- 場所:Kingsland Baptist Church Central Campus(20555 Kingsland Blvd, Katy, TX 77450)
- 詳細情報:Kingsland Baptist Church Children’s MinistryKingsland Baptist Church+2Kingsland Baptist Church+2Facebook+2Katy Texas+4Kingsland Baptist Church+4Kingsland Baptist Church+4Kingsland Baptist Church+5Kingsland Baptist Church+5Kingsland Baptist Church+5
9. Camp West
- 対象年齢:幼稚園~8年生
- 費用:週あたり$450
- 内容:屋内外のスポーツ、ジップライン、アーチェリーなど
- 公式サイト:Community ImpactCommunity Impact
10. Katy First VBS 2025
- 対象年齢:3歳~5年生
- 費用:
- 幼稚園児~2年生:$50
- 3~5年生:$25
- 開催日:6月23日~26日
- 内容:聖書の物語を学びながらの楽しいアクティビティ
- 公式サイト:katyfirst.orgHouston Chronicle+4katymemorial.littlebeakers.com+4cityofkaty.com+4katyfirst.org
クリエイティブ系キャンプ
11. Code Ninjas Katy
- 対象年齢:5~14歳
- 内容:Roblox、Minecraft、ゲームデザイン、YouTubeコンテンツ制作など
- 公式サイト:katymagazineonline.comkatymagazineonline.com
12. Carson’s Art School
- 対象年齢:6~17歳
- 費用:週あたり$189~$363
- 内容:ミックスメディア、ポートフォリオ制作、個別指導
- 公式サイト:Community ImpactCommunity Impact
YMCAキャンプ
13.Wonder Camp at Mark A. Chapman YMCA at Katy Main Street
- 対象年齢:5歳~15歳
- 開催期間:2025年5月27日~8月1日
- 費用:
- 週あたり$225
- 登録料:$45
- 主なアクティビティ:
- STEM(科学・技術・工学・数学)
- 創造的およびパフォーミングアーツ
- 水遊びや水泳安全スキル
- グループゲーム、チームビルディング、サービス学習
- 瞑想とマインドフルネス
- 特徴:週ごとのテーマに沿った冒険的な活動が特徴で、屋内外での多様な体験を通じて、子どもたちの成長をサポートします。
- 場所:1350 Main St., Katy, TX
- 詳細情報:YMCA Summer Camps in Houstonhoustonsummercamps.comymca.org+7Community Impact+7Mommy Poppins+7Community Impact+2Houston YMCA+2Hello Cypress+2
14. Wonder Camp at Monty Ballard YMCA at Cinco Ranch
- 対象年齢:5歳~11歳
- 開催期間:2025年5月27日~8月1日
- 費用:
- 週あたり$225
- 登録料:$45
- 主なアクティビティ:
- STEM、創造的およびパフォーミングアーツ
- 水遊びや水泳安全スキル
- グループゲーム、チームビルディング、サービス学習
- 瞑想とマインドフルネス
- 特徴:多様なアクティビティを通じて、子どもたちのスキル向上と友情の育成を目指します。
- 場所:22807 Westheimer Parkway, Katy, TX
- 詳細情報:YMCA Summer Camps in HoustonHello Cypress+2Community Impact+2katymagazineonline.com+2
- 延長保育:一部のYMCAでは、早朝や夕方の延長保育サービスを提供しています。詳細は各施設にお問い合わせください。
- 経済的支援:YMCAは、家計に応じたスライディングスケール料金や奨学金制度を提供しており、多くの家庭が利用しています。
- 登録方法:オンラインでの登録が可能です。早期登録や兄弟割引などの特典もあるため、早めの申し込みがおすすめです。
その他、保育園のサマーキャンプもおすすめです!丸一日で週300ドル前後の所が多く、半日や週3日にすると更に安くなりますよ。
実際みんな利用しているの!?経験談と聞き込み結果

日本人(駐在含む)の家庭
利用している人は3割弱。利用しない家庭が多い印象。日本に一時帰国する方も多いです。みなさん一度はYMCAを利用されていました。
1週間単位で申し込めるところが多いので、一時帰国までの間だけ、興味のあるキャンプを経験させるご家庭も。
家族構成や状況で考え方は様々。正解はないので、家族観でよく話し合ってご自身の家庭の方針を決めてみてくださいね。
他国出身者の考え方
綿際の周りの中国系のご家庭は、お金をかけて子供の教育をかなり熱心に考えます。
勉強・アート・スポーツとまんべんなく様々なキャンプを経験させている方も多いですね。
その他の国では、費用の安い地域のプール教室や学校のプログラムに行かせるほかは、家でまったりという方も多いです。
近所のことたくさんプレイデートをして過ごしたり、地域のコミュニティプールに毎日のように通ったりと、費用を掛けずに交流を楽しんでいる方が多い印象です。
これには英語力にも左右されると感じます。
また、日本人駐在家庭と同じように、夏の間に出身国に一時帰国して親戚に合う人も多いです。
我が家の場合(子供4,1歳~数年間)
ありがたいことに会社からサマーキャンプの補助が出るため、2人とも保育園系のキャンプに入れて、丸一日預かってもらっています。
もし補助が無ければ、YMCAと教会キャンプを併用して、なるべく費用を押さえつつ、どこかに通わせると思います。
家にいるとダラダラするし、サマーキャンプという体験も、アメリカにいないとできない体験の一つです。
キャンプは確かに高いのですが、日本から海外サマーキャンプに参加することを思えば、航空券やホテル代がかからないのでこれでも安いと考えます。
我が家は駐在中は、一時帰国は最小限にして、アメリカ生活での体験を大事にしようと考えています。
夫婦で仕事をしている人
仕事している人は、かならずどこかしらのキャンプに入れます。毎年、人気のキャンプの申し込み合戦と、各サマーキャンプのはしご・スケジュールを組み立てるとが相当大変みたいです。
- 1週目:STEMキャンプ₊延長保育
- 2週目:午前プログラミング+午後水泳キャンプ
- 3週目:バスケキャンプ午前&午後在宅
- 4週目:半日教会キャンプ+在宅勤務
などのように、約3か月物夏休みを乗り切るのは計画的に準備が必要です。どのご家庭に聞いても、相当に大変みたいです。
本当はいろいろ経験させたいけど、大変すぎて、「保育園で3か月ずっとにしちゃった」という話も聞きます。
結論
- 働いている人は必ずキャンプに入れる。
- かなり前から計画して、キャンプのパズルを組み立てる。
- 人気サマーキャンプは申し込みは早めに
- 日本の駐在員はキャンプ割合は3割弱。一時帰国が多い。補助も関係。
まとめ:アメリカ生活を豊かにする夏の過ごし方
本記事では、アメリカのサマーキャンプについて解説しました。
年齢別人気キャンプや、ヒューストンのキャンプも複数紹介していますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
YMCAや教会系等、人気キャンプは早めに枠を確保しておくことをおすすめします。
スケジュール組み立てや送迎が大変なキャンプですが、NASAキャンプ等、ここでしか経験できないキャンプもあり、夏の間に子供が様々な経験をして大きく成長するチャンスでもあります。
親にとっては過酷な夏休み期間ですが、みなさまが良い夏休みを過ごせることをお祈りしています!
駐在・旅行に関する記事も多数記載しているので、良かったら他記事ものぞいてみて下さいね♪


