海外で運転免許を取得しなければならないのって本当に大変ですよね。
がしかし、多くの都市で生活に車は必須。少なくとも私の住むHoustonでは車がないと生活できません。
15年以上ペーパードライバーの私は、かなり心配しましたが、なんとかアメリカの運転免許を取得しました。
アメリカ、特にテキサス州での免許取得に関しての体験談・注意点を踏まえて、おすすめのオンライン筆記試験についても解説します。
- できるだけ簡単な免許取得方法が知りたい方
- 免許取得にお困りの方
- 情報を集めたい方
- 経験談が知りたい方
はぜひ当記事を参考になさってくださいね。
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国際免許証ではダメな理由|必ず現地の免許証を取得

ただし、日本で渡米前に取得できる国際運転免許証は有効期限が1年だけであることに加え、世界的には有名でないんです。
そのため、国際免許証を見せても免許証と思われない可能性が高いらしく…。よって、早めに現地の免許証を取得するべきです。
ちなみに、テキサス州では、入国後3か月以内に取得するのが一応のルールです。(しかし、駐在員等は住む家が決まるまでに時間がかかる関係で、3か月過ぎている人も実際には多い模様…)
申請にはSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)を先に取得する必要があるので、なるべく早めに準備を始めることをおすすめします。
アメリカの運転ルール・用語集
下記記事でまとめています。ぜひ合わせてご覧ください。

アメリカの運転免許証取得にかかった費用

私が2023年6月に免許を取得した際にかかった費用は、下記の通りです。
- 筆記試験:Aceable →40ドル
- 仮免許申請料金:→33ドル
- 実技試験費用 →11ドル
合計:84ドル
アメリカの運転免許取得の流れ

アメリカのややこしいところは、週によって法律が若干異なること。これは運転免許取得に関しても言えることです。
テキサス州の免許を取得した我が家の場合を記しますと、まずざっくりの流れは下記の通りでした。
- 書類準備
- 筆記試験:Aceable ←おすすめオンライン
- 動画視聴(ITD:Impact Texas Adult Drivers)
- 仮免許取得
- 路上運転試験(実技試験)
- 本免許取得
Step1:書類準備
必要なものは以下の通りです。
- パスポート(身分証明)
- ビザ
- SSN
- I-94:入国情報
- 車両登録情報(Vehicle registration):車両登録シールが貼られていた書類
- テキサスの住所がわかる書類 2種類(※)
- 筆記試験の合格証明書
- 動画視聴(ITD, Impact texas drivers)の修了証明書
- DL-14A:申込用紙
- 申請料金:$33(仮免許申請)、$11(実技試験費用) いずれもクレジットカード利用可能
- (念のため)日本での運転免許証、国際免許証
引っ越しが予定されている場合やこれら書類の入手に苦労する場合などがあります。
また、配偶者宛の書類はほとんどないと思います。その場合は、駐在員の宣誓供述書(TX Residency Affidavit)を用意し、駐在員とともにDMV(免許センター)に行きましょう。
DL-5 - Texas Residency Affidavit
動画視聴(ITD)については、視聴したことを証明する書類が発行され(オンラインでも)ます。
が、有効期限が90日となっているので、それまでに免許を取得しなければなりません。
Step2:筆記試験【オンライン】:Aceable

前述の通り、DMV(免許センター)とオンラインで実施する方法があります。
- DMV(免許センター):直接DMVに行って試験を受ける。30分で終わり、30問中70%以上で合格。ダメだった場合は、再度試験が必要。英語に自信があれば早く安く済むのでお勧め。
- オンライン:いくつか実施しているサイトがある。私は下のAceableというところを利用。費用は$40弱。時期によりキャンペーンをしていることも。
Aceableのデメリット
6時間の動画のような教育を受ける必要があり、その間もちょこちょこ問題があり、間違えるともう一度という手間が発生はします。(大した手間ではありませんが)
Aceableのメリット
交通ルールを説明してくれて、試験も時間制限がなく適宜Google翻訳が使えることから、ほぼ確実に合格できるのが最大のメリット。
お金と時間で合格を買う感じです。
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Step3:動画視聴(ITD)【オンライン】
動画視聴はITD(Impact Texas Adult Drivers)と呼ばれます。
Aceableで筆記試験に合格した後、ITDの動画(約1時間)を見て、修了書の入手をすることで、筆記試験全てが完了です。
この証明書は免許証取得に必須で、終了証の有効期限は90日です。それまでに技能試験(実技試験=路上試験)をパスする必要があるので、事前にスケジュールを確認しておきましょう。
Step4:仮免許取得

本試験の前に、運転免許センターに行って、仮免許を発行してもらいます。
運転免許センター:DMVは予約必須とのことだったので予約サイトから最も近い場所で行ける日を選びました。
DL-14A(DMVサイトからダウンロード可)を忘れずに印刷して持っていきましょう。(忘れてその場で記入すると結構時間がかかります)
経験談:仮免許取得の流れ
書類を整え、窓口に提出したら、その場で書類の不備を確認されます。
問題なければ、別の待合スペースで、最初に機械で受付して得られた番号が呼ばれるまで待つように言われます。
番号が呼ばれたら、その窓口に行き、改めて訪れた目的を伝え(「運転免許を作成しに来た」旨)、再度書類を提出します。(この時は車両登録情報や保険書類は提出せず)
眼鏡の必要性の確認やサインなどを経て、写真撮影、視力検査を行いました。(視力検査はかなり簡易的)
費用をクレジットカードで支払った後、紙の仮免許をもらって完了です。
以後、運転の際はこの仮免許を車のダッシュボードの中に入れておきましょう。
Step4.5:【運転に自信のない人向け】縦列駐車の練習

運転試験では、縦列駐車があります。私はかなり不安だったので、事前に練習することにしました。
なんと、本試験会場で、土日は自由に練習してよいとのこと。私が練習に行った際、他にも数台が練習していました。
納得いくまで練習(夫を横に乗せて指導してもらいつつ)して帰宅しました。
スペースが2つあるので、本番どちらに当たっても良いように両方で練習しました。
Step5:実技試験|路上運転試験
仮免許取得と同じ場所にて実施します。
日本と異なり、路上試験で自分の車両を使うことが可能です。普段の感覚のままで試験できるため大きなアドバンテージがあります。
ただし、車両登録がすんでいないと、すなわちナンバープレートが発行されていないと使えません。
ナンバープレート取得には通常2~3か月ほどかかるため、注意が必要です。
予約サイトにて予約した時間の15分前に到着(遅れないように!)し、仮免許申請と同じく最初は入り口にて目的を伝え、機械の受付で番号を取ります。
ここでもDL-14A(申込書)が再度必要なので、忘れずに持っていきましょう。ない場合は受付で再度書くことになります。
待合室で待っていると、「ドライバーテストを受けに来た人は?」という呼びかけがあるので、手を挙げると別のところに連れていかれ、そのまま窓口で書類チェックが開始されます。
確認された書類は、
- 仮免許の時に受領したLimited Termの書類
- DL-14A
- Impactの終了証明書
でした。
(※IDや住所情報、車両保険、車両登録書、SSN、I-94は確認されませんでしたが、念のために、仮免許申請の時の書類等、一応全部持っていった方が安全だと思います。)
テストの受付用紙にサインをしたのち、試験費用$11をカードで支払い、テストに必要な書類(試験官に提出する書類)を受け取っていざ実技試験へ。
自分の車に乗り、建物脇のスペースに行けとの指示でした。スペースには2レーンあります。
空いていれば、好きな方で待機してよいといわれるそうですが、私は「ここに並んでね」と指示されました。幸い得意なレーンだったので良かったです。
自分の順番が来ると、教官が車の助手席に乗ります。担当者に書類を渡し、試験スタート。
①車両チェック
まずは車両チェックから。
- クラクションのチェック(blow horn)
- 前後左右のウィンカーのチェック(turn left/right signal)
- ブレーキの確認
がありました。教官に「これをやって」と指示され、自分で操作します。英語オンリーなので、上記英単語と流れは覚えておくとテンパらなくて安心です。
その後、テスト書類へのサイン、Impact修了書、車両保険証の確認ののち、路上テスト開始です。
②縦列駐車
まずは縦列駐車から。バックモニターも利用可能です。見すぎるのは印象が悪いと聞いたので、モニターだけではなく、窓からも目視で確認すると良いと思います。
③路上試験

ペーパードライバーの私は、日本でもペーパードライバー講習を受け、妹を隣に乗せて練習し、アメリカでも何度か練習してから試験を受けました。
バック走行試験あり
試験センターを出てすぐ、ほとんど車通りのない場所で、試験官からStopの指示があり、次にStopというまでバックしろとのことでバック走行試験を実施。ただまっすぐバックするだけでした。
その後、再度出発、指示に従い、右折、左折を何度か行い、5分程度の路上試験を終え、スタート地点に戻りました。
その後、試験官からYou passed the test.(合格)と言われ、直すと良かったポイントを教えてもらいました。(ここの英語は難しくてほとんどわかりませんでしたが…)
夫の時は、そのようなポイントは言われなかったし、教官が怖かったとのことだったので、どうやら私は優しい試験官にあたったようです。
合格すると、カードが届くまでの仮免許証を受け取ります。本物の運転免許カードは1~2週間で届くそうで、これで試験終了。
テスト結果のコピーももらえました。評価は「Bad, Fair, Good」で各項目に分かれて評価されていました。
知人の場合、Badがひとつありましたが、合格できていました。
あと「Stopサインは止まらなかったら一発アウト」らしいので、注意しましょう。ちゃんとピタッと止まらないとダメです。3秒程度泊まるのが目安だとか。
速度は、サイトによると遅すぎてもよくないようなので(20mile/h以下)、25~30mile/hくらいがちょうどいいスピードかと思います。
- DL-14Aは毎回必要(事前にDMVサイトからダウンロード可)
- 縦列駐車は注意、直前に練習した方が良い(ただし失敗しても合格できる可能性がある)
- 路上試験では確認を多めにする
- 一時停止は確実に。3秒程度
- 25~30mile/hくらいがちょうどいいスピード
④試験の感想

実技試験の内容自体は、それほど難しくありませんでした。日本で免許を取った方なら、まず合格できるはず。
ただし、縦列駐車はやっかいなので、事前に練習をしておくとよいです。(忘れるので、直前がおすすめ)
NYの免許取得はもっと厳しい(おそらく縁石タッチは一発アウト)し、ネットではDallasは厳しめともありました。
感覚的におそらく、Houstonがかなり緩めです。(だからHoustonの運転が荒いのかも…)
まとめ
テキサス州のヒューストンで、15年以上ペーパードライバーの私が運転免許証を取得した流れをご紹介しました。
- 書類準備
- 筆記試験:Aceable ←おすすめオンライン
- 動画視聴(ITD:Impact Texas Adult Drivers)
- 仮免許取得
- 路上運転試験(実技試験)
- 本免許取得
流れの中で、対面だとかなり英語の理解に苦労する②筆記試験については、自宅でオンラインでできるAceableがおすすめです。
私はページごとにGoogle翻訳を利用。自動でページまるまる日本語翻訳してくれ、かなり楽でした。
1週間ほどでコース終了→筆記試験まで無事に完了することができました。
Aceableは紹介リンクからの申し込みで10ドルオフになるので、ぜひご活用ください。
これをご覧になる方が無事免許取得されることを願っております。
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✅40ドル→紹介割引で30ドルに
他にも、アメリカ生活立ち上げ時にあると良い物として、
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の記事もおすすめなので、ぜひ見てみて下さいね。


