子供がアメリカの学校に通っていると、親もその学区のESLを利用できたりしますよね。
- 学区のESLの一番上のクラスをやり終えた
- 学区のESLではレベルが低いと感じる
- 学区のESLの雰囲気・時間が合わない
- 他の英語が学べる場所を探している、あれば検討したい
という方の参考になるよう、本記事で地元Katyの情報をはじめ、どこに住む人にも当てはまる情報をまとめていますので、お役に立てば幸いです。
選択肢1.教会ESL
【Katy住まいの人向け】Kingsland churchに行く人が多い
KatyISDのESLを1年間受けた後で、Kingsland churchのESL・英会話プログラムに行く方が多いです。私も通いました。
有料ですが、激安です。(約4か月でたった30ドル、教材費込み)→英会話は20ドル
Kingsland churchでは下記英語プログラムが開催されています。
- 英会話練習プログラム:マンツーマン(教材でバイブルがある。どの程度バイブルをやるかは先生による)
- レベル別ESL:リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング
- フォニックス:英語の文字と音の関係を学ぶ
- 【上級者向け】アメリカの市民権を獲得する補佐(面談練習など)
私は、
- レベル別ESL
- マンツーマンの英会話
を利用しました。
レベル別ESLクラスでは、申込時にオンラインテストで自分のレベルをチェックした後、入るクラスが割り当てられます。
また、最後にテストがあり、合格すれば来期は1つ上のクラスに上がれます。
英会話練習プログラムは、英語を話すレベルの要件:中級、中上級の英語-B2レベルが必要です。
申し込み時期は限られていますが、ボランティアの先生が見つかれば時期以外でも申し込める場合もあるようです。
【体験記】英会話練習プログラム
ボランティア(おばあちゃんが多い)の方が担当されます。私の先生は、バイブルを熱心にやる方でしたが、知人の先生は、ほとんどバイブルをせずにほぼフリートークで最後の5分だけバイブルだったそうです。
私はフリートークもしたかったので、バイブルスタディが終わった後10~15分くらいフリートークをお願いしたら快く「I love free talking!」と言っれくれたので、もう少し早く打診すればよかったなぁと思いました。
布教活動に熱心な方もいるので、先生によって合う合わないはあると思います。何かあれば、メールで教会に問い合わせたり(Liさんが対応)、次期は担当者や曜日を変えてくれるように打診したりもできそうですよ。
最後の週は、各ESLの先生と生徒でランチ会(生徒の国のご飯を持ち寄り)のパーティもしました。これは学区のESLでもありました。
Katy学区ではない方も、お近くの教会を探してみれば良いと思います。教会によって、ESLの有無やイベント、支援はかなり異なります。
選択肢2.図書館ESL
Katyにはいくつか公立図書館があり、ESLをはじめ無料イベントを多数開催しています。
ESLの参加人数は、学区のものと比べて非常に少ないので、少人数でたくさん話したい人には向いているかもしれません。
図書館に本を返しに来るついでにいく、というのも手です。
【Katy住まいの人向け】Fort Bend County Libraries等
例えばシンコランチにあるFort Bend County Librariesでは、(ほぼ)毎週金曜日14-15時にESLカンバセーションサークルがあります。
私はKatyISDのESLに通う前に数回参加しました。※夏休み期間中は開催がなかったです。
図書館スタッフが講師をやってくれており、自己紹介の後にテーマごとに生徒皆で話しあったりゲームをしました。
生徒のレベルはまちまちで、ビギナーの方もいれば、かなり話せる方もいました。
たまに講師が変わるので、内容は先生によって結構異なります。が、人数は5~多くても10名以下で比較的話しやすいと思いました。
ただし、子供の学校のお迎えの時間と被る方は途中抜けの必要があるかもしれません。
選択肢3.学校のボランティアに参加する
ESLはどうしても「第二言語同士で話す」というものが多いです。
という方は、ボランティアに参加してみると良いです。
ボランティアという性質上、「参加するだけで助かるといってもらえる、ありがたく思われる」ので、言語に自信がなくても文句を言われることはありません。
特に学校のボランティアは、先生や他のママ友と仲良くなれるチャンスもあり、クラスボランティアは子供の様子も少し見られるので、お子さんが心配なママにもおすすめ。
私は子供がKindergartenの時に月1回ペースで参加していました。
- 授業運営のお手伝い…先生の補佐。PCログイン等、決められたタスクがあるもの。これが一番楽で、子供たちの様子もよくわかって良かったです。
- サイエンスラボ…言語力がいるので上級者向け。少人数グループに分かれてみんなで課題をこなします。親が先生替わり。
- フィールドトリップ…責任が伴うので中上級者向け。自分の子だけ見ていればOKなビジターだと気楽。グループの子供たちがアイスおごってと言ってくるかも。
- 本の読み聞かせ…参加したことはないですが、もしわからない単語があっても、逆に子供たちが教えてくれたりするので、第二言語話者でも案外大丈夫だそう。preK~2ndくらいなら挑戦してみても◎。
- 図書整理…本を元の場所に戻す。他の人と会話がほぼないので、まずはこの辺りからが始めやすいかも?
- バスケット…先生の資料作りの手伝い。学校の資料室で資料をコピーしたり、家で資料をホッチキスで止めたり。資料は学校に受け取りに行くか、子供に持って帰ってきてもらうのも可でした。こちらも会話はあまりないので、はじめにやってみてもいいかも。
選択肢4.コミュニティカレッジで気になるコースを履修
こちらは上級者向けです。英語力が高く、やる気のある方にはコミカレもおすすめですよ。
ESL事態を卒業したい人は検討の価値ありです。ただし、費用は5万円程~かかります。
KatyISDに通っている際、「この人かなり話せるなぁ」と思っていた方2名に「どうやって勉強しているの?」と聞くと、コミュニティカレッジ(通称コミカレ)に通っているとのこと。
2年生の大学で、その後4年制大学に編入する人も通っている場所なのですが、英語の勉強と一緒に
- 「資格を取る」
- 「興味のあることを勉強する」
ができるので、1コースだけ習ってみるのもおすすめだよ!と教えてくれました。
「ESLを卒業したら次はコミカレ」はよくある話
ESLレベルチェックテストを受けて「ESLの必要がない」と、英語力にお墨付きをもらった友人のお話です。
「英語を学ぶ」ではなく「英語で学ぶ」というマインドを持っていました。
友人は、興味ある分野について、修了証明書をゲットするために20~30コース履修して、その修了資格をもって日本へ帰りたいといっていました。
ただし、1コースで数万円かかるため、他手段に比べて値段は高め。また、単位をとるために試験もあるため、家でも予習・復習・テスト勉強と結構時間を取られます。
が、その分、身につくし、英語の参考文献を読んだりもするので、「英文を読む抵抗がなくなる」というメリットも。
授業は通いorオンラインから選べます。
- 帰国後に新しくやりたいことがある人
- 前々から一度勉強したいと思っていたが時間がなくてやれなかったテーマがある
- 履修コースの中に気になるテーマがある
- 留学気分を味わってみたい
- アメリカ人生徒に混ざって勉強したい
という方はぜひチャレンジしてみて下さい。
選択肢5.パート・派遣で働いてみる
- 気分転換になる
- 生きた英語を鍛える
- お金も稼げる
という一石三鳥の手。
最初はなかなか勇気が出ない方も多いと思いますが、「ダメだったら辞めればよい。何事も経験」くらいの気持ちでチャレンジしてみるのもおすすめ。
週2日、子供が学校に行っている時間のみ、という働き方で気分転換している人も。
日本人向けの、日本企業での事務員募集を探してみましょう。パートというより派遣が多いようです。
私も一度オンラインセミナーに参加しましたが、8割は日本語でお仕事できるとこも多くあるそうです。
配偶者が働くことによって、海外駐在員の扶養から外れる、補助が少なくなるということもあるそう。
仕事をしてもしなくても実は世帯収入はあまり変わらない場合もあるので、事前によく確認しましょう。
ただ、お話を聞くと、お金のためではなく自分のため、語学力UPや経験のため、という方も多くいらっしゃるようです。
選択肢6.オンライン英語で英会話のアウトプット力を磨く
話せるようになるには、やはり実践、アウトプットの機会を増やすことが大事。
下記記事でも紹介していますが、まずはおすすめ総合1~3位の
の無料体験をぜひ受講してみてください。無料体験だけなら完全無料で、対面と違ってしつこい勧誘もないので、かなりおすすめです。

選択肢7.オンラインでMBAをとる
University of the peapleという、学費無料のアメリカの大学があります。
駐在、タダでは帰らない、英語力を身につけてステップアップしたい、という向上心のある方に向いています。
ただし、MBAをとるとなると、子育てとの両立はかなり大変。覚悟して挑む必要があります。
授業料は無料ですが、入学手数料(60ドル)と試験料(1科目100ドル~200ドル)がかかります。
- 準学士課程:2,060ドル
- 学士課程:4,060ドル
- MBA取得:2,460ドル
と、取得する内容にのって金額は異なりますが、だいたい日本円で卒業までに約20~50万円ほどかかりそうです。
日本の大学よりも安いですね!それにアメリカの大学は卒業までに数千万円かかるところがほとんどなので、いかに安いかがわかります。
まとめ
本記事では、地区のESLを卒業後の英語の勉強方法について下記を紹介しました。
- 教会ESL
- 図書館ESL
- 学校のボランティアに参加する
- コミュニティカレッジで気になるコースを履修
- パートで働いてみる
- オンライン英語で英会話のアウトプット力を磨く
- オンラインでMBAをとってみる
Katy地区の情報も多数のせてありますが、Katy以外にお住まいの方も、お住まいの地域には同様のサービスがきっとあると思いますので、ぜひ探してみて下さい。
個人的におすすめは、まずはコスパが高い、教会ESL(30ドル)+オンライン英語(月3,000円程)のハイブリットが良いのではないかと思います。
人気TOP3は下記のオンライン英語教室です。無料体験がかなり充実しているので、ぜひ試してみて下さい。


